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【長野県阿智村】不動温泉 華菱(はなびし)|口コミ評価が分かれる宿|夫婦で泊まった感想

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季節の旅を夫婦で楽しむぽてやた旅ブログ@poteyatablog)です。

今回は、長野県阿智村にある『不動温泉 華菱(はなびし)』についてご紹介します。

【華菱(はなびし)】って実際どう?率直な感想

ぽてやた
ぽてやた

実は私たち、今回の華菱はリピート3回目です。

3回もリピートしている理由&華菱の推しポイントは次の2点!

本格的で素朴な囲炉裏料理が美味しい!
②コスパがいい!

この2点に関しては自信を持ってお伝えできるのですが、華菱には良い点とおすすめしづらい点が両極端でありますので、3回宿泊した私たちが感じた点を以下に挙げていきます。

華菱の良い点・好きなところ

  • 本格的で素朴な囲炉裏料理が美味しい(2回目)
  • 昼神温泉に比べてコスパがいい(2回目)
  • 周囲も静かで落ち着いて宿泊できる
  • 阿智村の花桃やヘブンスの雲海などの混んでいるシーズンでも比較的空いてるから、ほぼ貸切の温泉を楽しめる
  • 敷地内の庭で秋は紅葉、春は新緑や桜、草木を楽しめる
  • サービスは程々で放っておいてくれるから楽
  • 近くに星空鑑賞スポットがある(華菱の駐車場からも綺麗に星空が見えます)

華菱のおすすめしづらい点・気になる点

  • 昼神温泉や「ヘブンスそのはら」等の観光スポットから距離がある(ヘブンスそのはらまでは車で約30分)
  • 囲炉裏料理がとっても美味しいけど、めちゃくちゃ熱いし煙が目に染みる
  • いわゆる「旅館の懐石料理」というよりも、素朴で自然な囲炉裏料理と猪鍋がメイン
  • マスクや浴衣はもれなく炭火の匂い一色になる
  • カメムシが常駐している(部屋にいたことはありませんが、廊下や階段などに)
  • 壁が薄いので隣の声が丸聞こえ(くしゃみや咳が聞こえるレベル)
  • 隣の部屋も一部丸見え
  • 浴衣や羽織もの(丹田)に可愛さはない
  • アメニティは最低限(ヘアケアはリンスインシャンプーのみです)
  • 子どもの遊び場はほぼなし(敷地内の庭でかけ回れる程度かと)
  • 近くにコンビニがない
ぽてパパ
ぽてパパ

気になる点の方が多くない…!?汗

このように、良い点と微妙な点が混在する宿です。予約サイトの口コミでは、「とにかく美味しい囲炉裏料理で満足できる宿(男性/40代)」「全体的に残念、二度は来ないです(女性/20代)」など、評価が分かれています。

多少熱くて炭火臭くても、それが逆に楽しめる、囲炉裏最高!という方には心からお勧めしますし、逆に20代のカップルで初めて泊まるには、虫もいるし、浴衣も微妙だしで旅館を選んだセンスを問われる可能性があります。

ぽてママ
ぽてママ

レトロでエモいーー!と言ってもらえる可能性ももちろんあります。

ぽてやたパパママの2人(30代女性・40代男性)は、どちらも野菜や魚の本来の味を楽しめる囲炉裏料理が大好きで、(ぽてママは虫にブーブー言ってますが)、満点の星空も楽しめる華菱が好きなので、またリピートしたいと思っています。

→じゃらんで不動温泉 華菱(はなびし)の宿泊料金・プランを確認してみる

【写真で紹介】不動温泉 華菱(はなびし)をより詳しく

不動温泉 華菱の囲炉裏会席料理

私たちの宿泊したプランは、通常の囲炉裏会席料理。信州牛の炉端焼きが付いているプランもありますが、通常プランでも大変ボリューミーなので、初回以外は通常プランを選んでいます。

不動温泉華菱の囲炉裏
食事会場に着くと、燃える炭火が迎えてくれます。熱さや煙が気になる方は、囲炉裏ではなく猪鍋の方に座るのがおすすめ。
不動温泉華菱の猪鍋
囲炉裏の隣は猪鍋。すでに出来上がっているので、セルフでよそっていただきます。たっぷりあるので、最後まで汁物として楽しめます。
不動温泉華菱の会席料理
かさごの煮付けとしめ鯖の小鉢。かさごは甘めの味付けでお酒に合います。
不動温泉華菱の馬刺
信州は馬刺しも特産。1枚1枚が分厚く、新鮮で美味しかったです。(暗いので写真では色が悪いですが汗)

小鉢や馬刺しをいただいているうちに、スタッフさんが囲炉裏料理を始めてくれます。

不動温泉華菱の囲炉裏料理
川魚のやまめ、じゃがいも、鶏肉(かしわ)。見てたらまた食べたくなってきました笑
不動温泉華菱のじゃがいもの田楽
じゃがいもは田楽でいただきます。熱々ホクホクで美味しい!
不動温泉華菱のヤマメの炭火焼き
塩加減もちょうどいいヤマメ。身もやわらかく、しっかりしていました。
不動温泉華菱の日本酒
途中で日本酒も挟みつつ、囲炉裏料理を楽しみます。春夏は冷酒で、秋冬は熱燗が最高に美味しい!
不動温泉華菱の囲炉裏料理
玉ねぎに椎茸。玉ねぎは田楽とはまた一味違うタレで。柔らかくあま〜い玉ねぎでした。食べたい笑
不動温泉華菱の囲炉裏料理
甘くて柔らかいナス、ジューシーで肉厚な鶏のかしわにお腹も大満足!(この辺りで大体お腹いっぱいで、休憩しながらいただきます)

写真はありませんが、ほかに鶏のつくねもありました。

不動温泉華菱の炊き込みご飯
シメは炊き込みご飯とお漬物。お腹いっぱいだけど、食べちゃうんですよね!筍が入っていて、春を感じられるご飯でした。

デザートには、いちごをいただきました。

写真撮影を忘れましたが、2人で8個のいちごでとっても甘かったです。(ただし、すぐにぬるくなるので注意!)

お食事会場やドリンクメニューも載せておきます。

不動温泉華菱のお食事会場
椅子なので、腰が悪い方も座りやすいと思います。本格囲炉裏で椅子の席も珍しい気がします。
不動温泉華菱のドリンクメニュー
生ビール750円、ハイボール700円とやや高め。冬は日本酒の熱燗を注文している方が多かったです。

不動温泉 華菱の温泉・露天風呂

不動温泉華菱の大浴場前
田舎の旅館の雰囲気出てますね。

続いて、温泉・露天風呂についてです。

不動温泉は天然温泉100%、少しだけとろみがある柔らかいお湯です。加温・加水・循環はしているので、掛け流しではありません。

  • 泉質:アルカリ単純泉
  • 効能:神経痛・婦人病等

※写真撮影はNGですが、終始誰もいなかったので撮影させていただきました。ご容赦ください。

内湯1

不動温泉華菱の内湯

内湯2(ジャグジー)

不動温泉華菱のジャグジー

男性露天風呂

不動温泉華菱の男性露天風呂の階段
外に出ると、屋根がある階段があるのでそこを降りてお風呂へ向かいます。
不動温泉華菱の男性露天風呂
近くに小川と滝があるので、川のせせらぎを聞きながらのお風呂です。

冷泉風呂(男性のみ)

不動温泉華菱の男性冷泉風呂
男性のみ洞窟の冷泉風呂があります。

女性露天風呂

一部屋根もあるので雨天時も入れそうです。ちょうどよく座れる岩があるので、半身浴でゆっくり入れます。

アメニティ

不動温泉華菱のアメニティ
アメニティはザ・田舎の旅館のリンスinシャンプー。気になる人は、ご自身で持参されることをおすすめします。

17時にチェックインして夕食の前、次の日の朝食後(9時ごろ)に温泉に入りましたが、ほぼ無人の時間も多かったです。

時期にもよると思いますが、3回とも混雑していた記憶はありません。今回もゆっくり静かなひと時を過ごすことができました。

不動温泉 華菱の朝食

朝食は、鮎の一夜干しやサラダ、冷そうめん、ほうれん草のおひたしなど、お野菜中心で優しい内容です。

不動温泉華菱の朝食
ご飯はおひつを置いていってくれるので、自分が好きな量だけよそいでいただけます。
朝食の鮎の一夜干し
鮎の一夜干し。夕食のヤマメに続き、美味しい川魚がいただけるのは本当に嬉しいです。

不動温泉 華菱の客室・浴衣・設備について

華菱の客室・浴衣・設備は、良くも悪くも普通ですが、人によっては中の下くらいかもしれません。

2部屋ずつ隣接していて、壁は薄いので声は漏れやすいです。

和室8畳(4階)

不動温泉華菱の客室
こちらもザ☆田舎の旅館という感じで、好きな人は好きかと。広さは広くも狭くもなく、普通です。
不動温泉華菱の客室
部屋から小川や新緑などのどかな景色を望めます。ただ、カメムシが出るので開けない方がいいです。
不動温泉華菱の客室から見える景色
カーテンを閉じなければ隣や3階の客室も一部丸見えです。

アメニティ・設備

不動温泉華菱のアメニティ
最低限ですが、田舎の旅館のレトロな感じが好きです。
不動温泉華菱の洗面台
ドライヤーはないので、大浴場でヘアドライは必須です。掃除は行き届いていました。
不動温泉華菱の客室内の化粧室
化粧室も清潔に清掃されていました。
不動温泉華菱の設備
液晶テレビ・金庫・電話機

浴衣・丹田

不動温泉華菱の浴衣
部屋には「中」サイズが置いてありますが、背が高い方には「大」を持ってきてくれます。
不動温泉華菱の浴衣と丹田
割と厚めの素材で、囲炉裏料理には暑い気がしてあまり羽織ったことはありません。
ぽてママ
ぽてママ

正直、丹田だけは刷新してもらいたいのよね…。
また何度も泊まる予定だから、華菱の方お願いします…!!

不動温泉 華菱 その他の情報を含めて写真ギャラリーで紹介

不動温泉華菱の廊下
レトロで風情のある大浴場へ向かう廊下
治部坂高原から見える星空
車で約6分の治部坂高原から見える満点の星空。

不動温泉 華菱の基本情報

住所

〒395-0501 長野県下伊那郡阿智村浪合254−1

アクセス

関東方面から

  • 車の場合→中央道を飯田方面へ、飯田山本ICで降りて豊田方面へ約30分
  • 車以外の場合→JR飯田線飯田駅からバスかタクシーで約40分(事前予約で昼神温泉から送迎あり)

名古屋方面から

  • 車の場合→中央道を飯田方面へ、園原ICで降りて豊田方面へ約25分〜30分
  • 車以外の場合→JR飯田線飯田駅からバスかタクシーで約40分(事前予約で昼神温泉から送迎あり)

定休日

定休日自体はありませんが、水曜日がお休みになることが多いようです。

水曜日は、周辺のお店や施設もお休みのところが多いとのこと。


以上、囲炉裏会席と樹氷の宿 不動温泉 華菱(はなびし)についてご紹介しました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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