【阿寺ブルー】阿寺渓谷で川遊び!交通規制や見どころ・注意点・準備まとめ【長野県大桑村】

こんにちは。季節の旅を夫婦で楽しむぽてやた旅ブログ@poteyatablog)です。

ぽてパパ
ぽてパパ

名古屋から約2時間で行けて、きれいな川で水遊びができる人気の『阿寺渓谷』

ぽてママ
ぽてママ

大人も楽しめる大好きな場所だけど、大自然の中だから危険や不便も隣り合わせ。準備をして、安全に楽しみましょう♪

今回は、長野県大桑村にある川遊びスポット『阿寺渓谷』についてご紹介します。

この記事を読むと…
・阿寺渓谷に行く前の注意点や準備がわかる
・阿寺渓谷の川遊びスポットや景色がいい場所がわかる
・阿寺渓谷に行きたくなる…!

目次

阿寺渓谷についての疑問点を解消

ぽてパパ
ぽてパパ

さらっとだけど疑問点を解説!

Q
阿寺渓谷を散策して楽しもうと考えているんだけど、渓谷入り口から一番奥にあるキャンプ場までどのくらい距離があるの?
A
ぽてママ
ぽてママ

距離にすると約6.2㎞!時間にするとおおよそ2時間くらいだけど、行きは上り坂が多いので人によってはもう少しかかるかも。

Q
公共交通機関で行くと最寄りの駅はどこ?そこからどのくらい?
A
ぽてパパ
ぽてパパ

JR野尻駅から徒歩で約20分!平日だけ野尻駅から「くわちゃんバス」が運航されているからそれを使うのもあり。

Q
紅葉の見頃はいつ?
A
ぽてママ
ぽてママ

例年、10月下旬から11月上旬です!ただ、昨今の異常気象で例年通りとはいかないかも…

Q
トイレはある?
A
ぽてパパ
ぽてパパ

渓谷入り口と島木赤彦歌碑の駐車場、阿寺渓谷キャンプ場の三ヶ所しかないので、事前に行っておくのもいいかも。渓谷内のトイレなので、そこまで綺麗ではないです…!あるだけでもありがたいですが…!

阿寺渓谷の川遊び 行く前に注意してほしいこと8点

今年は夏休み期間が終わってもマイカー規制期間あり!シャトルバスを利用しよう

2025年度も、【7月12日(土)〜8月31日(日)】の期間は車両規制です(※キャンプ場宿泊者以外)。さらに今年は、9月13日(土)~15日(月)と9月20日(土)~23日(火)も規制期間となるので要注意。マイカーで渓谷に突入しようとしてもできないので注意してください!

阿寺渓谷入口を少し通り過ぎた先にフォレスパ木曽という施設があり、シャトルバスの発着場になっています。シャトルバスに乗ると、阿寺渓谷入口から約3.5km登ったところにある駐車場『島木赤彦歌碑』まで行くことができます。

阿寺渓谷入口付近だけで遊ぶこともできますが、中腹付近には遊歩道や川遊びスポット、見どころも多いので、せっかくなら登ってみるのがおすすめ。シャトルバスは片道だけでも利用可なので、下りは頑張って歩いてもいいかも。

ぽてママ
ぽてママ

私たちはいつもマイカー規制前後に訪れていますw
7月中旬や、9月上旬は川遊びもできて、人も少ないのでオススメ♪

シャトルバス:平日は1時間に1本運行/休日は30分に1本運行(※時刻表は情報がでたらUP予定)
バス料金:片道500円/大人1,000円(大人・子ども共に1席)
駐車場:第1駐車場(あてら荘前)500円〜/第2駐車場(阿寺橋前)・第3駐車場(阿寺橋手前)1,000円

ぽてママ
ぽてママ

シャトルバスを運営しているフォレスパ木曽は宿泊もできる温泉施設です♪空室情報はこちらからチェック↓

シャトルバス以外の新たな交通手段【E-Bikeと電動アシスト自転車】

私たちもまだ試したことはないのですが、新たにE-Bikeと電動アシスト自転車のレンタルが始まっています!これなら山道をすいすい登ることもできますし、歩くよりも簡単に運動できちゃいますね!もちろんE-Bikeならマイカー規制期間でも阿寺渓谷に入っていくことができるので、期間を気にせず楽しめます。

電動アシスト自転車も二種類あって好きな方を選べますし、電動なんて軟弱なものは使わない!という方向けに普通のマウンテンバイクもありました。どちらもレンタル金額は同じみたいなので、どっちを選ぶかはあなた次第!

レンタサイクル詳細情報大桑村HPより抜粋)
レンタル場所:阿寺渓谷第2駐車場
料金:1時間 1000円~ / 半日 3000円~
問い合わせ先:阿寺ブルー株式会社 
電話:070-9295-6191

ぽてパパ
ぽてパパ

ガイド&お弁当付きの散策ツアーもおすすめ♪じゃらんから予約できるよ!

【長野】でE-Bike阿寺渓谷散策ツアー
料金  :ひとり9,000円
開催日 :土日※平日はお問合せ
対象年齢:高校生〜70歳未満
所要時間:5時間
予約可能人数:1人〜10人

マイカーなら、渓谷内の道路状況に気をつけて「狭いよ〜!」

車両規制期間でなければ当然マイカーで行くことも可能です。そのときに注意してもらいたいのが、渓谷内の道幅です。

渓谷にある道路なので道幅は一定ではなく、普通自動車でもすれ違いができないくらい狭い場所があったりします。さらに、道路のすぐ横には川が流れているので、川音が大きく普段は聞こえる対向車の音が聞こえません。
待避所があるので譲り合って進んで行くんですが、景色を見たいからといって待避所に車を駐車しないようにしましょうね!

ぽてパパ
ぽてパパ

川の景色がとってもキレイだから、ついついわき見運転に…なんてことも。

ぽてママ
ぽてママ

歩いて渓谷を登る場合も、川音で車の音が聞こえないから注意してくださいね!

【バーベキュー・花火禁止】渓谷内での条例があるので要確認

ぽてパパ
ぽてパパ

川遊びをするなら一緒にバーベキューや花火もしたいなぁ~!
みんなで楽しく騒げて楽しそう!

ぽてママ
ぽてママ

だめだめ!阿寺渓谷では禁止されてるから事前にチェックしておいて!

阿寺渓谷では令和3年4月1日より「自然環境の保全等に関する条例」が施行されています。それにより、以下の行為が禁止されていて違反した場合は5万円以下の過料に処されてしまうので注意しましょう。 

  1. バーベキュー等(火を使って食品を調理する行為)
  2. 花火
  3. 焚火(直火、または焚火台等を使って火を焚く行為)
  4. ごみ、ふん尿、鳥獣の死体その他汚物または廃物を捨て、または放置すること

簡単に言えば、火を使った遊びはしないでゴミは持ち帰ってね!ということですね。綺麗な渓谷を守るためにみんなで協力しましょう!

ぽてママ
ぽてママ

ちなみに阿寺渓谷キャンプ場に泊まる人は、キャンプ場内で許可をもらえればバーベキューや焚火ができるよ~

スマホの電波がほとんどの場所で圏外…!単独行動には気をつけて

ぽてパパ
ぽてパパ

いつもと同じように行動してるとなかなか気付かないんですが、阿寺渓谷に突入するとスマホの電波が繋がらなくなっています…

ぽてママ
ぽてママ

docomo・SoftBank・auすべて利用したことがありますが、渓谷内では完全に圏外でした…

電波がないって、結構ツラいですよね…!川遊びするだけだし、大丈夫だろうと思っても、いざ圏外になると困ることも。

実際にあったエピソードですが、ぽてママが渓谷の上流(牛ヶ淵付近)で忘れ物をしてしまい、気づかないで二人で約1.5kmほど下ってしまったんです。

そこで、ぽてパパだけが走って渓谷を戻り、忘れ物を取りに行くという選択をしました。

ぽてパパ
ぽてパパ

唐突に一人マラソン開催!しかも登り坂…卓球部で鍛えた足を見せる機会がきたな…

よくあることだし、問題ないと思って別れましたが、いざ別行動になってみると、お互い不便だし不安になりました。

ぽてパパ
ぽてパパ

ちゃんとあったよ!という報告や、どこら辺を今歩いているか確認したかったけど、そういえば電波なかった…汗
おまけに全力疾走したせいで、膝が悲鳴をあげている始末…涙
遅くなることを伝えたいけど電話できないから、痛みをこらえて急ぐしかない…!

忘れ物
寂しく忘れ去られ、置いていかれてしまったアウトドアクッションを発見。
ぽてママ
ぽてママ

一人になって、なんだか不安…
ちゃんと戻ってくるかな…早く合流したい…

スマホの地図アプリを使って、現在地や距離を見ることもできないので、その点も不便に感じました。

無事に合流できたので大丈夫だったのですが、もしなにかあっても警察や救急車を呼ぶことがすぐにできないのはちょっと怖いですよね。複数で訪れた場合は、単独行動にならないよう注意しましょう。

圏外になる→外からの連絡を受けることができない

渓谷内での連絡が不便になることは前述したとおりですが、圏外になると、当然外にいる人からの連絡も受けられない、ということになります。

仕事の急な連絡や家族や友人からの電話も応答できない状態になるので、気が付かないところで思わぬトラブルが発生していた…なんてこともあるかもしれません。

緊急の用事がありそうな場合には、行き先と電波が復活しそうな時間のタイミングを家族や仕事先の人に伝えていくことをお勧めします。

手つかずの自然が残っているため、川付近はほとんど整備されていない

これは良くもあり悪くもありですが、阿寺川は人の手があまり入っていないこともあって、景観や水の色が保たれています。

ついつい泳ぎたくなっちゃう場所も多いですが、浅く見えても足がつかないほどの深い場所や、緩やかに見えても流れの速い場所が点在しています。

阿寺川の景色
流れの速い場所と緩やかな場所がすぐ近くにある場合も。


水温が夏でも平均13~16℃なので体が冷えるのも早いですし、足場も岩が多く不安定です。

川遊びをするための整備がされている場所ではないので、川で遊ぶときには注意が必要になります。

圏外なので、もし川遊び中に怪我や事故があってもすぐに助けを呼ぶことができません!
大人でも危ない場所も多いので、川遊びする際には十分注意しましょう。

ぽてパパ
ぽてパパ

着替えをする場所もほぼないので、最初から川遊びできる格好で行くのがおすすめ!

危険な生き物が潜んでいるかもしれない

阿寺渓谷は言ってしまえば山です。多くの木々や土があるため普段見ない生き物たちもたくさんいます。

実際に道路沿いに小さな蛇が動いているのを発見。小さい蛇は真近で見ると結構可愛かったのですがすぐに威嚇してきました。後で調べたらなんと毒を持った蛇ということが判明…
小さい子供は興味津々で触りにいってしまうかもしれないので、注意が必要だと思ったぽてパパでした…

道路にいた蛇
写真では分かりにくいですが、かなり小さな蛇でした。かわいくて思わず枝でツンツン…(毒蛇でした汗)

遊歩道は傾斜が急な階段や足場が悪いところあり!動きやすい格好で

後ほど詳しく紹介しますが、阿寺渓谷には川遊びだけでなく自然を満喫することができる遊歩道も設置されています。

滝や川辺に行けたりするので楽しみ方の一つとしておすすめです。

…が、やはりこちらもしっかりと整備された道というわけではないので、歩きやすい靴や動きやすい格好で行かないと思わぬ怪我をするかもしれないので要注意です。
前日の天気も考慮するといいかもしれません。

ぽてママ
ぽてママ

女性の方はスカートやハイヒールの場合は遊歩道には行かない方がいいかも…

ぽてパパ
ぽてパパ

keenのサンダルが大活躍したのでおすすめですよ!

森林浴もできる阿寺渓谷の遊歩道とスポット紹介

ぽてパパ
ぽてパパ

遊歩道は、森林浴をしつつ体を動かせるのでリフレッシュもできるから、ウェルネスツーリズムにもおすすめ!

遊歩道マップ
遊歩道のマップを参考に歩いてみよう!

「六段の滝」「ウナリ島」の両方に行く場合はだいだい一時間くらいかかるコースになります。
前日に雨が降っていると地面がぬかるんでいたり、滑りやすくなっているので気を付けて!

日頃の運動不足を解消するために、いざ出発!

舗装されていない道が続いていますが、道中には看板が設置されているので道に迷う心配はないです。

体力と相談しながら進んでいって、無理だと思ったら引き返してもよし!
しかし、ぽてパパに「撤退」の二文字はない!

六段の滝

とても急な階段を下ると辿り着けるのがこの「六段の滝」
滝のすぐ近くまで行ける、と言うかなんなら滝行ができるくらいまで接近できますw
飛び散るしぶきがとっても気持ちよくて、ここまで歩いて熱くなった体を冷ましてくれますよ!
あぁ、、、マイナスイオンを感じられる~。
階段は大変だけど頑張って行く価値はあると思います。

ウナリ島

中八丁吊り橋へ向かえば遊歩道は終わりなんですが、少し遠回りをして寄り道すると辿り着けるのが「ウナリ島」です。

名前の由来がちょっと悲しいのは残念ですが、ここから見える景色はすっごく綺麗なんです!
遠回りしないと来れないからなのか平日だったからなのか、あまり人が来ないのでここで軽く水遊びや休憩をするのがおススメです。ただし、対岸の道路からは丸見えなのではしゃぎ過ぎないように注意しましょうねw

ちなみに、東海地方では前日に雨が降っていたので川が濁っているんじゃないかと心配していたのですが、ご覧の通りの透き通った綺麗な川でした!さすが阿寺ブルー!

ぽてパパとぽてママは、ここでおやつを食べたり水遊びをしたりしてゆったりした時間を楽しみました~。

遊歩道以外での見どころ

遊歩道を歩き終わってもまだまだ阿寺渓谷を楽しみたいぜ!という人は「中八丁吊り橋」を渡ってから道路をさらに上流に向かって歩いて行くのもアリ!

阿寺川にはいくつもの淵が点在していて、どこも綺麗な川の景色を見ることができるんです!

熊ヶ淵

吊橋を渡って道路を700mほど進むと右手に看板が見えてきます。看板の横に川へと続く道があるのでそこに突撃~。
岩の上から綺麗な阿寺ブルーを見ることができる場所ですよ。
思わず飛び込みたくなっちゃうかもしれないですw

牛ヶ淵

熊ヶ淵を越えて600mほど進むと次に出てくるのがこの牛ヶ淵。ちゃんとした道がなく川岸に降りるのが結構大変だけどそこから見える景色は最高!!
橋の上から見る景色も自然を感じられていい感じ!
ここで泳ぎたくなるけど流れがだいぶ早い場所なのでここでの川遊びは危険かな…

ぽてママ
ぽてママ

ちなみに、私たちはいつもマイカー規制前に遊びに来るので、渓谷中腹の駐車場付近から散策をスタートします。
シャトルバスで中腹まで来られた方には参考になると思います。

吉報の滝

さらに上流に突き進むと出てくるのがこちらの滝。
川の対岸にあるため近くには行けないですが、遠くから見ても十分楽しめる滝になっています。
草木が多くて少し見にくいのが残念w

阿寺渓谷キャンプ場

そして一番奥にあるのが阿寺渓谷キャンプ場です。
こちらに宿泊予約をしてあれば、車両侵入規制の期間でも車でここまで来ることができます。


ちなみに『島木赤彦歌碑』のシャトルバス発着場からは約3kmの距離があるので、徒歩でここまで来るのは結構大変ですw


ぽてパパ
ぽてパパ

キャンプ場まで若干登り坂になっているので体力が結構削られる…
そして当然ながら時間も結構かかる…

ぽてママ
ぽてママ

スマホが使えないからあとどのくらいの距離か、今どこら辺にいるのか把握できないのも地味に辛かったね…

美顔水

阿寺渓谷キャンプ場の中にあるのが、こちらの美顔水というスポット。
森林の岩間の奥から湧き出ていて、渓谷内でも一番きれいで冷たい水と言われています。
そう聞くとちょっと行ってみたくなっちゃいますよねw

ぽてママ
ぽてママ

顔を洗ってみたけど冷たくてとっても気持ち良かった~!

犬帰りの淵

ぽてパパ
ぽてパパ

ここからはシャトルバス発着場から下った方にあるスポット紹介になります!

シャトルバス発着場からそこそこ近い位置にあるので、足を延ばしてみるのもいいかも。
橋の上から覗いて見てください!

狸ヶ淵

道路から少し川側に入ると見えるのがこちらのスポット。
沢まで降りるのは難しいですが、川幅が広くなっていて水の量も多いのでより阿寺ブルーを感じれる場所になっていると思います。

ぽてママ
ぽてママ

阿寺渓谷にあるスポットの名前の由来が、とっても面白いものばかり!
看板が出てきたら読んでみると楽しいですよ!

ぽてパパ
ぽてパパ

ご紹介したスポットを動画で見たい方はこちらから↓

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

愛知県在住のアラフォー夫婦(ぽてパパ・ママ)です。


ドライブ・お出かけ・花鑑賞・小鳥好き。


東海・南信州を中心にお出かけ・旅の日々を楽しんでいます。

皆さんのお出かけの参考にしていただけたら嬉しいです。

『ぽて』→ウロコインコの「ぽてつ」
『やた』→桜文鳥の「やたじろう」

目次