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【名古屋から90分】滋賀県にある湖東三山を巡る紅葉の旅|おすすめの周り方も紹介

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こんにちは!季節の旅を家族で楽しむぽてやた夫婦です。Instagramも見てね→@poteyata_tabiblog

滋賀の紅葉名所『湖東三山』は、西明寺・金剛臨時・百済寺の三寺からなるお寺めぐりのスポット。紅葉の季節は特におすすめです。

今回は、ぽてやた夫婦が一泊二日で巡った旅の様子と、寄り道スポットやおすすめ宿をご紹介します。

ぽてパパ
ぽてパパ

実際に行って楽しかったのでそれを紹介してみたい!

ぽてママ
ぽてママ

お寺を巡る感じだったからあまり乗り気ではなかったけど、かなり楽しかったよ!秋の旅行の参考になれば嬉しいです。

湖東三山とは

ぽてパパ
ぽてパパ

まずは『湖東三山について簡単に説明するね!

『湖東三山』とは滋賀県東近江市にある、西明寺(さいみょうじ)・金剛輪寺(こんごうりんじ)・百済寺(ひゃくさいじ)という3つのお寺をまとめた呼称です。

”三山”なのに山じゃないのかと思われるかもしれませんが、理由は単純。仏教では、古くから寺院を「〇〇山△△寺」と呼ぶ習わしがあります。有名なところで言うと、日本史でも習う「比叡山延暦寺」とかが分かりやすいかも。

この湖東三山もそこからきており、正式名称はそれぞれ「龍應山西明寺」「松峯山金剛輪寺」「釈迦山百済寺」となっています。その三つの山号をとって湖東三山と呼ばれているわけです。残念ながら秋の山にハイキングに行こうと言っているわけではないので、勘違いしないでね!w

ぽてママ
ぽてママ

それぞれのお寺の歴史も古く、国宝や重要文化財のお堂や仏像も残っているから拝観するだけでも楽しいんだけど、ここに紅葉が加わると景観も変わってくるからさらに楽しいんだよね!

湖東三山の基本情報や紅葉の見どころ

ぽてパパ
ぽてパパ

次はそれぞれのお寺の見所を紹介しますね!

西明寺

平安時代初期の834年に創建され、古刹として知られるお寺。散策すると目につくのが苔の美しさで、境内には多くの苔むした石や木々があります。

また、国宝に指定された本堂と三重塔や、重要文化財にもなっている二天門など歴史的な建物が見られる場所。

ぽてパパ的に他の寺院に比べると、静かで落ち着いた雰囲気を感じられる気がします。なんと、アメリカのニュース専門局CNNで「日本の最も美しい場所31選」に滋賀県で唯一選ばれた場所でもあるんです!朝の静寂とのお寺の荘厳な空気がとても合う素敵な場所です。

ぽてパパ
ぽてパパ

『日本の最も美しい場所31選に選ばれているって聞いたら、お寺に興味がなくてもちょっと行ってみたいなって思いませんか?

住所:滋賀県犬上郡甲良町池寺26
拝観時間:8時30分~17時
入山料:大人800円/中学生500円/小学生300円
駐車場:無料駐車場あり
アクセス:【車の場合】名神高速道路「八日市IC」または「湖東三山スマートIC」(ETC専用)で下車。国道307号線に入り約10分
所要時間:目安1時間~1時間30分
紅葉の見頃:例年11月中旬〜下旬

紅葉の見所
境内には1000本を超えるモミジがあり、参道〜石段〜本堂周辺をぐるりと彩ります。なかでも苔と紅葉のコントラストがとっても綺麗。個人的には三重塔と石段の紅葉のコラボがベストスポット!静かで落ち着いた雰囲気の中で紅葉を楽しみたい方におすすめ。

金剛輪寺

奈良時代に聖武天皇の勅願によって行基が開山したと伝わる歴史あるお寺。

こちらも境内には国宝に指定されている本堂をはじめ、重要文化財の二天門や三重塔などが残されていて、鎌倉時代からの建築美を間近に見ることができます。本堂に向かう参道には約1000体、参道脇にも約900体のお地蔵様が並んでいて、まるで異世界に迷い込んでしまったかのような感覚に。

敷地も広くかなり広範囲まで散策できる場所だけど、そこそこ坂と階段が多く人によっては歩き疲れてしまう可能性があるので自分のペースで進むのを心掛けましょう!

住所:滋賀県愛知郡愛荘町松尾寺874
拝観時間:8時30分~16時30分
拝観料:大人800円/中学生300円/小学生200円
駐車場:無料駐車場あり
アクセス:【車の場合】名神高速道路「湖東三山スマートIC」(ETC専用)で降りてから約3分、 または 「彦根IC」で降りてから約15分
所要時間:目安1~2時間
紅葉の見頃:例年11月中旬〜下旬

紅葉の見所
総門から本堂まで続く参道が紅葉で埋め尽くされているので、最初からクライマックス感を味わえます!参道には約1キロにわたってもみじが植えられており、まるでもみじのトンネルのような幻想的な雰囲気。

秋になると真っ赤に染まる光景が「血染めのもみじ」と呼ばれるほど。その他にも本堂前にそびえる大カエデや、本堂裏手にある三重塔を包み込む紅葉がとっても綺麗です。池泉回遊式庭園にある廊下から、庭の景色を眺めたりと紅葉の見所が満載!鮮やかな紅葉を楽しみたい人におすすめ。

百済寺

ぽてパパ
ぽてパパ

初めて見たときは「くだらじ」と読んでいましたが、「ひゃくさいじ」と読むのが正解です。

推古天皇の時代に、聖徳太子が百済国の龍雲寺を模して建立したと伝わる、湖東三山最古のお寺です。戦国時代に織田信長の焼き討ちに遭い、多くの建物を失いましたがその後江戸時代に再興され、現在も重厚な本堂や名勝庭園が残されています。

他の二山と違い、高低差がある広い境内が特徴的で、本堂までの道のりはちょっとしたハイキング気分。巨大な石垣と石畳の参道が続き、まるで城跡のような感じ。境内全体が自然とうまく調和したような独特の雰囲気を味わえるスポット!

ぽてママ
ぽてママ

足場がそこまで良くないので、女性の方はヒールで行くのはおすすめできません!

住所:滋賀県東近江市百済寺町323
拝観時間:8時30分~17時(受付は16時30分まで)
拝観料:大人600円/中学生300円/小学生200円
駐車場:無料駐車場あり
アクセス:【車の場合】名神高速道路「湖東三山スマートIC」(ETC専用)で降りてから約10分、 または 「八日市IC」で降りてから約20分
所要時間:目安1~2時間
紅葉の見頃:例年11月中旬〜下旬
ライトアップ期間:2025年11月15日(土)~30日(日)/平日は17時~19時 土日祝は17時~20時30分

紅葉の見所
湖東三山随一の紅葉」と言われるほどの規模で、境内には約2300本の落葉樹が自生していて色とりどりの紅葉が楽しめるのがポイント。

落ち葉が敷き詰められた参道や石段も風情が感じられるので、落葉が始まってからも楽しめるのもいい。本堂前や庭園の紅葉はもちろん、山全体が秋色に包まれ、高台から庭園越しに湖東平野や琵琶湖を望む眺めも他の二山にはない特徴です。夜には期間限定でライトアップも行われます。

ぽてパパ
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この三山はそれぞれ車で15分圏内にあるので、移動もそこまで苦になりません。違った雰囲気のなかで紅葉が楽しめるのがとっても楽しいです!

ぽてママ
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ここでは紹介してないけど、重要文化祭に指定されている仏像が数多くあるので時間があったら見てみるのも面白いよ!

湖東三山のおすすめの周り方は?

三つも周る場所があるなら、どの順番で周ったらいいのかと思われるかもしれませんが、基本的には好きな順番で行ってもらえばいいと思います。道なりに出てくる順番で行くのもありだと思うので、名古屋側からだと「西明寺」→「金剛輪寺」→「百済寺」の順になりますね。

ただ、体力にあまり自信のない方や疲れたくない方は、体力に余裕のあるうちに階段をたくさん登らないといけない「百済寺」を攻略しておくのはあり。

紅葉をゆっくり楽しみたい方にもおすすめなのが、「百済寺」→「金剛輪寺」→「西明寺」の順番です。休憩したり、昼食を食べたりしていると意外に時間が無くなってきちゃうので、比較的短い時間で見れる「西明寺」を最後に持ってくるパターンがおすすめ。

湖東三山を巡るぽてやた夫婦一泊二日の旅

私たちが秋の湖東三山を訪れるときは、ゆっくり楽しみたいので一泊二日の日程にすることが多いです。もちろん日帰りでも楽しめますが、せっかく行くなら時間を気にすることなく日々のリフレッシュを兼ねて行くのも良いと思います。湖東三山近辺には、他にも楽しめるスポットがあるのでそちらも併せて紹介していきますね!

ぽてパパ
ぽてパパ

まず、普通であれば名古屋から「名神高速道路」を使って目的地の湖東三山近くまで行ってしまうところですが…ドライブを楽しむためにちょっと遠回りをしていきます。

「東名阪自動車道」を使い三重県方面へ向かい、「東海環状自動車道」を経由して「大安IC」を目指します(大安ICはETC搭載車でないと降りられないので注意!)。そこから「国道421号線」を使ってひたすら滋賀県方面に向かいます。

ぽてママ
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説明が分かりにくいかもしれないので、Googleマップを利用する場合は「イオン 大安店」を指定するといいかも!

なんでわざわざこんな回り道をするのかと言うと、このルートの紅葉の景色がとっても綺麗だったり、寄り道をしながら行けるといったぽてやた夫婦ならではの楽しみ方ができるからです。

寄り道ポイント①道の駅 奥永源寺渓流の里

まず第一の目的地が「道の駅 奥永源寺渓流の里」です。休憩地点としてちょうどいい位置にあり、ご飯を食べたりやトイレ休憩にもおすすめです。天気が良ければ周辺の紅葉の景色も綺麗ですよ!

なんといっても特徴的なのはその外観!旧政所中学校の校舎をリノベーションして作られているので、道の駅にいると言うよりは学校に来たような懐かしい感覚になっちゃいます。ここでご飯がてら休憩することが多いです。

ぽてママ
ぽてママ

ダムカレーが人気だよ!岩魚もめちゃくちゃ美味しい!

住所:滋賀県東近江市蓼畑町510
営業時間:4月~11月: 9時30分~17時30分(麺処「うをまつ」10時~16時、ふる里「まなびや」11時~16時)/12月~3月: 9時30分~16時30分
定休日:毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日が定休日) 11月は定休日なし
アクセス:名神高速道路「八日市IC」で降り約20分
駐車場:24時間利用可能

寄り道ポイント②永源寺

もともとは夏にこのルートを通った時に見つけたお寺で、紅葉が綺麗そうだから秋にまた来てみようと考えていたスポット。なにぶん夏だったので参拝者はほとんどおらず、行ったときはそこまで有名な場所じゃないと思っていたんですが…秋は最高の紅葉スポットでした。

ぽてパパ
ぽてパパ

湖東三山も良いんだけど、ここの紅葉もほんと好き!

ぽてママ
ぽてママ

秋に初めて行ったときはライトアップがあるとは知らなくて、夜まで滞在していた思い出がw

住所:滋賀県東近江市永源寺高野町41
拝観時間:9時~16時(11月は時間変更あり、2025年度はまだ詳細不明)
拝観料:大人500円/中学生200円/小学生以下無料(11月のみ大人600円)
駐車場:無料駐車場あり(紅葉時期は大変混み合うので近隣の有料駐車場推奨/500円~)
アクセス:【車の場合】名神高速道路「八日市IC」で降りてから国道421号線を経由して約20分
所要時間:目安1~2時間
紅葉の見頃:例年11月中旬〜下旬
ライトアップ期間:2025年度はまだ詳細不明(例年は11月中旬の金土日のみ開催)

紅葉の見所
入り口の総門から山門へと続く参道がとっても綺麗。両側を覆うように立ち並ぶカエデがもみじがトンネルを作り、足を進めるごとに色合いが変化していきます。赤や黄色の葉が頭上から降り注ぐようで、とても幻想的!そしてぽてパパが一番好きなのが、山門を背景にした紅葉です。思わず足を止めてしまう風景がたくさんあって、あっちもこっちも歩き回りたくなる場所ばかり!スマホでも綺麗な構図で写真が撮りやすいのもここの魅力!

ぽてママ
ぽてママ

このスポットはデートスポットとしても楽しめると思うよ~

寄り道ポイント②道の駅 東近江市あいとうマーガレットステーション

メルヘンチックな建物が特徴の道の駅。直売所では、毎朝収穫された新鮮な野菜や果物が並んでいて、地元の特産品をお得な値段で手に入れることができます。

また、施設に隣接しているお花畑が四季を通して楽しめるのもポイント。夏はひまわり、秋はコスモスなど写真の映えスポットとしても使えます。建物内にはフラワーアレンジメントやドライフラワー、ハーブグッズが揃うショップもあり、他の道の駅とは違った雰囲気が楽しいですよ!

ぽてパパがここに寄る最大の理由が、施設内にある激うまジェラート店「Rapty(ラプティ)」があるからなんです。歩き疲れてくると、どうしてもぽてママの機嫌が斜めになってくるのでなんとかご機嫌を直してもらうには…と考えた結果ここにたどり着きました。今ではぽてママのお気に入りのお店になっています。

ぽてママ
ぽてママ

地元産の農産物を素材にしたジェラートももちろん美味しいし、焼き菓子もおすすめ♡

住所:滋賀県東近江市妹町184-1
営業時間:田園生活館 9時~17時30分 あいとう直売館 9時~17時 Rapty(ラプティ) 10時~16時30分
定休日:毎週火曜日(11月は不定休)
アクセス:【車の場合】名神高速道路「八日市IC」で降りてから約8分
駐車場:無料駐車場あり

寄り道ポイント④東光寺

ここは穴場大好きぽてやた夫婦がとても気に入っている穴場スポット!紅葉と境内の雰囲気がマッチし過ぎてぽて、初めて訪れた時はぽてパパがとっても興奮した場所です。

聖徳太子によって建立されたとされるお寺ですが、白鹿背山の山麓に広がる静かな環境がもう最高!あまり有名になってほしくない場所ですが、一度行ってみてほしいおすすめの紅葉スポットです。

住所:滋賀県東近江市平尾町718
拝観時間:9時~17時
拝観料:無料
駐車場:無料駐車場あり
アクセス:【車の場合】名神高速道路「八日市IC」で降りてから県道421号線を経由して約20分
所要時間:目安10~30分
紅葉の見頃:例年11月中旬〜下旬

紅葉の見所
人混みを避けてゆっくりと紅葉狩りを楽しみたい方には最高のスポット。ぽてパパ的に一番の魅力は、「静けさ」の中の紅葉にあると思っているので、逆に人が多くなってしまうとこちらの良さが消えてしまうかも。

山門や本堂、薬師堂、江戸期の梵鐘など歴史を感じる建物と紅葉のコラボレーションはとっても綺麗!境内を短時間で見て周れるのもポイント。夕暮れ時の夕日に照らされたモミジやイチョウはとても鮮やか。ぼーっと過ごしたくなるような空間です。

ぽてパパ
ぽてパパ

少し分かりにくい位置にあって、行くまでの道も狭く勾配のある坂道が続くので運転には注意してください!

一泊二日の旅行日程

ぽてママ
ぽてママ

ここからはおおよその行程を書いていくね!参考になるかはわからないけど、ぽてやた夫婦はこんな感じで動いてます。

湖東三山を巡る紅葉の旅 1日目
  • 9時30分
    名古屋を出発

    東名阪自動車道、東海環状自動車道を経由して員弁バイパスの出口へ

  • 10時40分
    高速道路を降りて、下道で「道の駅 奥永源寺渓流の里」へ

    この下道も紅葉の景色がとっても綺麗!

  • 11時
    「道の駅 奥永源寺渓流の里」でお買い物&早めの昼食

    ぽてママはここの鮎の塩焼きをいつも狙ってますw

  • 12時30分
    「永源寺」で紅葉鑑賞

    ライトアップが見たい場合は夜に戻ってくるのもあり

  • 14時30分
    道の駅 東近江市あいとうマーガレットステーションで休憩

    ジェラートが呼んでいる!

  • 15時30分
    東光寺で紅葉鑑賞
  • 16時30分
    宿泊地にチェックイン

  • 17時
    休憩後、夕食やお風呂タイム
湖東三山を巡る紅葉の旅 2日目
  • 7時
    起床 朝食
  • 9時
    チェックアウト 行動開始!
  • 9時15分
    「西明寺」の紅葉鑑賞
  • 10時45分
    「金剛輪寺」の紅葉鑑賞

  • 12時30分
    昼食
  • 14時
    「百済寺」の紅葉鑑賞
  • 16時
    「道の駅 東近江市あいとうマーガレットステーション」で休憩

    ジェラート屋さんの閉店時間に気を付けて!

  • 17時
    名古屋に向けて帰省開始
ぽてパパ
ぽてパパ

ざっくりとこんな感じで行動してます!途中、疲れ具合によっては休憩を挟んだりしてるよ~

ぽてママ
ぽてママ

息子のおむつ替えやお昼寝タイムをどうするか、など二人だけで行ってたときとは違ったことも考えないといけなくなったよね汗

おすすめの宿

この旅行でぽてやた夫婦がいつもお世話になっている宿が「クレフィール湖東」です。

立地的に湖東三山に近い位置にあるので行動しやすいのと、温泉ではないですが大浴場と露天風呂があるのが魅力的!歩き回って足が疲れることが多いので、足をのびのびと伸ばしてゆっくりと入れる浴場があるのはとってもありがたい!

住所:滋賀県東近江市平柳町22-3
アクセス:【車の場合】名神高速道路「八日市IC」を降り国道421号を東近江市市街方面へ約10分、もしくは「湖東三山スマートIC」(ETC専用)を降り約5分
駐車場:宿泊者無料


今回は湖東三山を巡る紅葉の旅を紹介しました。名古屋からも1時間半ほどで行けるので、ぜひお出かけしてみてくださいね!

ぽてパパ
ぽてパパ

ぽてママはどこのお寺がお気に入りなの?

ぽてママ
ぽてママ

そうだなぁ、どこのお寺も魅力的だけど個人的に西明寺かなぁ。緑の苔がきれいで印象的だったよ!

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